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2005年04月07日

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 火曜の朝には少しく快方に向かっているという感じがし始めた。けれども、寒気がさらず、くらくらして力が出ない。何か食べなければ、体力が持たないぞ、と思うのだけれど、何かを作ろうという気にはなれない。結局、冷蔵庫の中の蒲鉾を齧るばかり。あのスパイ面をしたちび猫を探し求めて薄着でほっつき歩いたことが引鉄になって風邪を引き、ちび猫用に買い込んであった蒲鉾で辛うじて食を繋ぐ、というのも、何だか皮肉な話ではある。
 快方に向かってきたのだけれど、お蔭で、如何にも風邪らしい、咽喉や頭、関節の痛みに苦しみ出す。高い熱が出ている間は、風邪の苦しみというよりは、少しくふわふわしたような、息苦しさが中心のよくわからない、心の迷いのような、病状だったように思う。遡って考えると、その間は、然程辛くもなかったのかもしれぬ。孰れにせよ、あやふやな記憶、あやふやな感想に過ぎぬけれど。
 斯くして、朝からひたすら寝床でうんうん唸っているような状態が続いた。マリだの、母上だのに助けを求めたいような、何とも男らしくない有り様である。その情けなさが届いたのか、助けが訪れた。田村師匠と円嬢である。老耄日記の更新が止まったのを訝しんで訪うてくれたのである。忝ない話だ。私のみっともない伸び切った姿をみると、急いで走り回って、プリンやヨーグルトといった食べ物、栄養剤、すうすうする飴の類、風邪の苦しさを軽減するという紙のマスク、などなどなど、あれこれと買い求めてきてくれた。何と感謝して良いのやら。うつしてしまっては申し訳ないので、早々にお引き取り頂き、独り、床の中で感謝の念を噛み締めた。感涙。実に有り難う。孰れ、必ずや、この御恩に報いますぞ。

投稿者 nasuhiko : 2005年04月07日 13:32

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