2005年05月05日
迂闊なり
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のんびりと起き出して、今日も懲りずに、のろくさと草毟りに励む。「のろくさ」と「励む」という組み合わせは、如何にも釣り合いの取れない物言いだけれど、本当のことだからしょうがない。
一段落して、部屋に戻り、買い置きの乾麺の蕎麦を笊でやっつける。つゆは大師匠から頂戴した、近藤醸造元というところのもの。醤油屋さんが作っているだけあって、甘くなく、すっきりした味で、するする入っていく。甘いのも良いけれど、このさらりとした味も捨て難く、愛用の逸品となってい。
食後、茶を啜りながら、新聞を読み始めて、吃驚仰天。何と、羽生先生が朝日オープン選手権で優勝した、と書かれているではないか。神風担当の私としたことが、すっかり抜かってしまった。尤も、優勝したのだからして、それで良いのである、とも言える。いやあ、相変わらず、羽生扇子の神風は素晴らしい。まあ、実際には決勝戦があることすら気付かずにいたわけであって、私が煽ぎ出した神風のお蔭で勝ったのでないことは明白なのだが、ここは一つ、羽生扇子が起こす神風のお蔭で優勝できたのである、と勝手に思い込んでおこう。
近年、新聞に書かれているあれやこれやは、本当に腹立たしいことが多くて嫌になる。嫌になるけれども、何となく、習慣として読んでしまう。読み終わって気分を害すぐらいなら、新聞なんざ読まなきゃいい、取らなきゃいい、と思うものの、ついつい、ね。莫迦である。お若い人々なら、おいらはインターネットで何でも調べるよ、ということで、新聞を読まない人も多いのでしょうかね。そのせいかどうか、最近、以前にも増して、新聞の勧誘が多いですな。しかも、恐そうな人が来たり、殊更、甘言を弄す人が来たり。全く以て困ったことである。
話が逸れてしまった。まあ、毎度のことですがね。ぶつぶつと文句を呟きながらも、一通り新聞に目を通し、番組欄を眺めてみた。おおお、何たることか、迂闊なり、茄子彦よ。ああ、本日は小学生将棋名人戦の放送日だったのである。十時から正午まで。慌てて柱時計に目をやると、何だこれは……って、ああ、止まっているのか。まあ、時計なんざ見なくたって、終わっていることは判っているのですけれどね。何しろ、蕎麦を啜っていた時には、疾くに正午は過ぎておりましたからな。ううむ、それにしても残念至極。あそこから、未来の羽生先生、渡辺少年が現れるかもしれないのである。尤も、今、小学生の彼らが一人前になる頃には、此方人等が、この世にのさばっている可能性はかなり低いという現実がありますけれどね。
投稿者 nasuhiko : 2005年05月05日 20:55
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