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2005年08月01日
缶入りの蚊遣り
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いやあ、暑いですなあ。蒸し蒸し蒸し、と、実に蒸す。いくら扇風機を浴びても埒が明かなくなってきた。夏バテの様相を呈している枯れ枝じじいであります。何をする気も起きないのだけれど、水遣りだけはさぼる訳には行かない。重い腰を上げて、撒きますともさ。大量に買っておいた蚊遣りも残りが僅かになってきた。しかし、あれですな。蚊取り線香というものも不思議な商品であります。私の場合、近所の安売り薬店で購入するのであるけれど、毎日毎日使うものだから、まとめ買いといきますな。ところが、ですよ、同じ三十本を買おうとすると、箱に入っているものよりも、缶に入っているもの、つまり、蚊取り線香を燃やす容れ物付きものの方が安いのである。理不尽な話である。納得がいかない。私は中身だけが必要なのだけれど、結局、毎回、でかいかんからに入ったものを買うことになる。そりゃ安い方を買いますよ。その結果、我が家には、蚊取り線香の大きな缶だらけなのである。ぱっと見回してみただけで、五つもある。大いなる資源の無駄である。それにしても、缶が五つということは蚊取り線香百五十本ということになる。そんなに蚊遣りを焚いたかと思うと恐ろしいですな。勿論、虫にだけ効果があって、人間様には影響がないように作っているのだろうけれど、虫が苦しむものが人間の躰には悪くないという法もないだろうから、少しは人体に悪影響を及ぼすのではなかろうか、と心配になりますな。まあ、今更、この老い耄れた躰に多少のけむをぶほぶほと振りかけたところで、大事件にはならないだろうけれどね。実際のところ、蚊に刺されるのと蚊遣りのけむに燻されるのだったら、どちらを取るか、と言われれば、そりゃ、蚊遣りの方を選びますとも。だったら、ぐずぐずお言いじゃないよ、男のくせに、と、お銀さんやお竜さんのような女親分ならお言いでしょうな。いや、実に仰る通り。
蚊遣らんと 煙に巻かれて 愚痴零す
随分と情けない句が飛び出しました。
投稿者 nasuhiko : 2005年08月01日 17:11
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