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2005年09月01日

iconハバネロ35


 昼過ぎに、田村師匠と円嬢が来訪。ちょいとしてから、大師匠も御見えになった。何を隠そう、本日は大ハバネロ会議なのである。尤も、誰もそんなことを隠しやしないし、余所の人だって、そんな会議には興味がないでしょうしね。世間では、郵政民営化だ、いやいや、それより年金だ、少子化問題もどうしてくれる、自衛隊の海外派遣だなんて、あんた、ありゃ、違憲じゃろうよ、と囂しいのであって、我が小庭のセニョール・ハバネロの身を案じている暇人は、恐らく、十指に余る。いやいや、実のところ、五指にも余る……というより、本日、ここに集まった四名で全員なのではないかしら。
 議題はというと、いつ、ハバネロの実を収穫するべきか、ということなのである。嘗ては、如何にしてセニョ殿を無事に育て上げるか、ということが中心だったことを考えると、状況は大きく前進していることは間違いない。その証拠に、誰一人として陰気な風を吹かしている人などいない。寧ろ、揃いも揃って、えへらえへらと薄ら笑いを浮かべている程である。師匠は、兎にも角にも、一つ二つ獲って食してみよう、と。後のことは、食してみてからで良いのではないか、と。それに対して、大師匠は、ここまで辛抱したのだから、せめて、幾つかが赤く色付くまでもう一息待ってみようではないか、と。どちらも御尤も。円嬢と私は、そうですねえ、だの、ははあ、なるほど、だのと、相槌を打つばかり。
 時間の経過と共に議論が白熱するかと言えば否である。次第に、酔いが回ってきて、まあ、今日のところは結論は持ち越しということで、などと、曖昧な侭、世間話へと流れていく。これで良いのでしょうなか。良いのでしょうな。
 しかし、これからは段々と涼しくなっていく訳で、それ故、この侭、赤くならずに終わってしまうことがないかどうかが心配ではあります。けれども、そんなことは、また明日か明後日か明明後日に。師匠と大師匠にお任せするとして。

投稿者 nasuhiko : 2005年09月01日 19:36

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