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2005年09月15日

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 連想ゲーム。そんな番組が昔ありましたな。
 柿という言葉から、何を連想するかというと、まあ、勿論、第一に、熟した朱色の柿の実であります。あとは、干し柿てえものもありますな。そうそう、柿茶というものが躰に良いてんで、どなたかに勧められたこともあったね。あの、味気ないやつ。あとは、何だろう。ああ、いつぞやは、日比野くんに柿のゼリーみたようなものを頂戴した。銀座のあけぼののだったかね。上品で抑制の効いた結構なお味でしたよ。籠も渋い色合いでね。何というか、柿色の年季が入って枯れたような、きれいな色だね。あの籠は何かに使いたい。そうは言っても、その侭、埃を被って何年も放ったらかしになる、と。
 そうだ。未だありますよ。柿の葉寿司てえものがある。あれも美味いですなあ。隣の駅の地下で売っている。散歩が行き過ぎて、帰りは電車で帰ろうてんで、乗ったりすると遭遇する。すると、ついつい買ってしまいます。柿の葉で包むなんざ気が利いているね。ああいう、押し寿司の類は、何だか独特の雰囲気がありますな。未だに、京都の商店街の中の寿司屋で喰ったのを思い出しますよ。下駄みたいな板の上に乗っかって出てきてね。あれが、お店で食べた押し寿司の最初で最後。東京にもああいうお店はあるのですかね。よく判らない。
 押し寿司もうまいけれど、江戸前の寿司てえものは、これは、もう美味い。ちっちゃい頃から慣れ親しんでおるし、小食ですから、ちょいとつまみながら呑みたいてえ口の私には最適である。もっとも、店によって随分と差があるけれどね。幸い、南にずるずると下った、そう遠くはないところに、大変素晴らしい店がある。あすこは実に美味いね。ああ、最近食べてませんなあ。尤も、もう少し涼しくなってからの方が良いですな。今日辺り、大分涼しくなったけれど、どうだい、鮨でもつまみに行くかい、ってなほどではない。暑いときには寿司というのは変な気がするけれど、考えてみれば、お寿司屋さんは夏でも営業している訳であるからして、暑いからといって遠慮するのは私だけなのだろうか。
 ああ、話が逸れました。柿の話だったんだけれどね。まあ、何を書いたって良いんだけれど、自分でこうと思って書き始めても、どんどんどこどこ脇へ行っちまうっていうのは、あれですか、矢張り、私という人間が行き当たりばったりの、その場その場をうろうろするばかりの、しだらのない者だからだろうかねえ。

 青柿の落ちて潰れて鳥のもの

投稿者 nasuhiko : 2005年09月15日 19:02

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