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2005年09月16日
長生きできませんよ。
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夢の中に若先生が出てきた。若先生と言っても、いつもお世話になっている若先生ではなく、髭の若先生である。幸い、ここ五年程お世話になる機会がなく、それ故、お会いしていない。
夢の中では、対座して酒を酌み交わしている。「どうですか。呑み過ぎには注意しないとね」などとおっしゃる合間に、ぐびぐび呑まれる。こちらも負けじとぐびぐび呑み、「先生ももうお若くもないのだから、呑み過ぎには注意が必要ですぞ」というようなことをぶつけると、「医者の不養生って言葉あるぐらいで、医者というのは不養生でいいんですよ」と豪快にお笑いになる。何度かお見掛けした看護婦さんが出てきて、「お二人とも、いい加減になさいまし」なぞと叱られたりしてね。そんな馬鹿な夢を見た。
目覚めて、ぼんやりした頭で、何故、あんな夢を見たんだろう、と考える。夢に意味があるかないか、ということは、私のような盆暗には判る由もないけれど、印象的な夢を見ると、何となく、何故、こんな夢を見たんだろう、などと思うのであります。髭の若先生が登場したということは、怪我か何かに注意しろ、というお告げかね、などと。ふと、カレンダーに目をやると、十六日に丸が付いている。ああ、そう言えば、今日は、四週間振りに若先生……こちらは、いつもの内科の若先生であります……のところへ出向く日ではないか。しかも、年に一度の健康診断を受ける日である、と思い出す。夢はこのことを教えてくれようとしたのだろうか。
兎にも角にも、ざざざっと身支度をして、行って参りました。心電図だとかレントゲンだとか、あれこれをこなす。若先生のお見立てでは、今日の時点で判る範囲では問題はないそうな。去年と同じぐらいだそうである。後は、来週、検便と血液検査の結果が揃ってから、検討しましょう、と。そして、例によって、呉々も呑み過ぎないように、と釘を刺される。惚山さんは無茶のみするみたいだからなあ。そんなことでは、長生きできませんよ、と仰る。はあはあ、承知致しました。少々控えめにやることにしますよ、とお答え申し上げたけれど、内心では、私なんざもう十二分に長生きしていますからね、いくら呑んだってかまやしませんよ、などと思っている。嫌な患者だね。然り乍らも、少しだけ反省して、本日ばかりは、澤乃井は控えめにいきますか。
投稿者 nasuhiko : 2005年09月16日 18:29
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